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さて今回、関さん(設計事務所勤務)はマンションの企画の仕事でディベロッパーの西さんとマンションの住戸プランについて打ち合わせをすることになりました。関さんは西さんから廊下に面する居室の居住性を高めたプランを提案するように求められており、それに対し2つの考え方を用意してきました。

関さんが作ったプランはこちら



西: 「それでは作ったプランを見せてもらえますか?」
関: 「まずプランAは廊下側に吹抜けを配置することによって廊下側の個室の居住性を高めようとした案です」
西: 「ふむふむ」
関: 「個室1は主寝室の想定です。プランAのパターン1は、廊下に面する窓はハメ殺しかガラスブロックにして採光だけを取って、開閉しなくても良い構造とし、玄関ポーチに面する部分を開くようにして換気できるようにしています」
西: 「門扉を設置しておけば防犯上も良いでしょうね」
関: 「はい。別の方法としては、パターン2のように出窓部分の窓を透明ガラスにして、カーテンは窓の内側につけ、飾り窓のようにする手もあります。たとえばこんな感じになります」
西: 「でもそうすると使える部屋の面積が小さくなるし、面格子をつけなければ防犯上も良くないのではないですか?」
関: 「こうすれば廊下を歩くときに住戸の表情が出てきて廊下空間が豊かになるのですが」
西: 「なるほど。では、個室3については、共用廊下とは吹抜けを介しているので居住性が良くなるということですか」
関: 「はい。窓の前に植栽を置けるスペースを作り、目隠しのために植栽を置けば置くほど廊下周りが豊かな空間になるという仕組みです。共用廊下側にもプラントボックスを設置すれば、廊下から見下ろされる視線を防ぐことができます」
西: 「廊下に植栽を置くとなると、管理が問題になりますね。手入れしない人もいるだろうし、管理会社に委託すると管理費が上がってしまう。それと、窓の外に吹抜けを設けるか、その分床面積を広くするかは、住まい手の意見が分れる気がします」


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