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関: 「廊下の使い方については二通りのプランがありまして、プランAはバルコニーがほぼ南を向いているので廊下は北側となり、そこで寛ぐというよりプライバシーを優先させました。それに対してプランBはバルコニーが西を向いているので廊下側に午前中の日照があります。したがって和室には朝日が差し込みます。玄関ポーチにも日照がありますので前庭として使える空間として考えました」
西: 「むむ。廊下を歩く人は、よその庭を通って自分の家に行くのですか?」
関: 「それはしつらえだけのことです。玄関ポーチが広いほかは、廊下の向こう側にプラントボックスを置き、廊下部分にタイルの表現をしているだけで、廊下はあくまで廊下です」
西: 「確かに大きな玄関ポーチを取っている事例はありますけれど…。どういう使い方をしてるんでしょうか?」
関: 「プランターを置いてガーデニングを楽しんだり、いすを置ければ接客空間にもなります。廊下側で人と話をするのは高齢者のライフスタイルには合っているのではないでしょうか?」

西: 「民家の縁側のような、ご近所とのコミュニケーション空間ということですね」
関: 「廊下の向こう側にあるプラントボックスに皆が植栽を置いてくれれば、廊下側の外観が楽しいマンションになりますよ」
西: 「いずれにしても、共用廊下を生活空間として使うとなると、使い方のバラツキなど管理の問題が出てきます。手入れされた廊下はきれいですが、時間がなくて手入れできない人もいるでしょう。実際に住まい手がどう使うのか、知りたいところです」


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