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マンションの共用廊下は「通る」機能だけを求めた雑風景な場所になりがち。一方、住戸の共用廊下に面した部屋は、プライバシーが気になります。
共用廊下をもっと楽しい空間にするとともに住戸のプライバシーを高めるには、どんな工夫があるか。関さんが提案した2つのプランについてアンケートを行いました。



プランA/専有面積 79.88m2 【廊下側に吹抜と出窓を設けたプラン】

パターン1:廊下側の開口部にガラスブロックなどを用いて、外から中が見えないプラン。
パターン2:廊下側の出窓は透明ガラスで、飾り窓として楽しむプラン。出窓の内側のカーテンなどで、外からの視線をカット。





プランB/専有面積 79.88m2 【共用廊下を住戸の玄関ポーチのように活用するプラン】

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[Q1]あなたが廊下に面して窓のある部屋に居る場合、下記のどの行動をとりますか?
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窓とカーテンを決して開けない。
20% |
換気のため窓は開けても 中が見えない程度とするか カーテンを引いておく。
60% |
必要なときは窓とカーテンを開くほうが気持ちが良い。
20% |
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共用廊下はさまざまな人が通る場所。それだけに、アンケートでも外からの視線を気にする人が大半を占める結果となりました。ただし、決して窓を開けない、つまり快適性よりプライバシーを絶対的に優先する派は20%。プライバシーは守りたいけれど、爽やかに風を感じる心地よい空間を求める人が多いようです。



[Q2]吹抜けや出窓で共用廊下からの独立性を高めたプランAについて、あなたはどう思いますか?
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魅力的である。
40% |
特に魅力的とは思わない。
60% |

※ 嫌いである。0%

<魅力的と答えた人のご意見>

○ プライバシーが高まって良いと思う。

○ 出窓は楽しそう。 |
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吹抜けや出窓について、「魅力的」と積極的に評価する派は40%。「特に魅力的とは思わない」という派が60%とやや優勢。ただし「嫌いである」派が0%であることを考えると、吹抜けや出窓に否定的だというわけではなさそうです。



[Q3]プランAの個室1の出窓について、どちらの使い方をしたいですか?
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ガラスブロックなどで
外からの視線を遮った
パターンAのほうが良い。
80% |
飾り窓として使うパターンBのほうが良い。
20% |

※ どちらでもよい。0% |
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外から見られることを前提とした「飾り窓」として使うより、ガラスブロックなどでプライバシーを高めたいという人が圧倒的に多い結果。ディスプレーを楽しむ出窓空間とはいえ、家の中を「見られる」ことに抵抗を感じる人は多いようです。



[Q4]共用廊下を前庭的に使うプランBについて、あなたはどう思いますか?
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魅力的である。
40% |
特に魅力的とは思わない。
60% |

※ 嫌いである。0%

<魅力的と答えた人のご意見>

○ 吹き抜けで風通しが良く、湿気やホコリを防げると思ったから。

○ 共用廊下の無機質な印象が払拭されて良い。 |
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Q2と同様に、「魅力的」という積極派より「特に魅力的とは思わない」という消極派がやや優勢で、「嫌いである」派は0%という結果。なお、「魅力的」と回答した理由について、「共用空間が魅力的になる」「住空間の快適性につながる」という異なる2つの評価が出ているのは興味深いところです。



[Q5]プランBの住戸にあなたが住むとすれば廊下側をどう使いますか?
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玄関ポーチ側に植栽を置く。
80% |
廊下の向こう側のプラントボックスに植栽を置く。
20% |

※ 玄関ポーチに椅子とテーブルを置く。0%
※ 特に何もしない。0% |
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玄関前のスペースを「特に何もしない」という人は0%で、その活用方法として「植栽を置く」が100%という回答。椅子やテーブルなどを置くというコミュニケーションスペース的な使い方は、まだ馴染みが薄いようです。



[Q6]プランBの廊下に植栽を置くことについて、あなたはどう思いますか?
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※ 管理費を払って管理人にやってもらう。0%
※ 管理費を払うなら植栽はなくてもいい。0% |
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すべての人が「自分で世話をする」と回答したのは、なかなか興味深いところです。
マンションの共用部分を何らかの形で活用する場合、一番問題になるのが「管理」ですが、植栽を置いて楽しむ程度なら誰もが自分で世話をするという意見は、これからの共用部分のあり方を考える上で参考になりそうです。



[Q7]あなたはプランAとプランBのどちらに住みたいですか?
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プランAのほうが良い。
20% |
プランBのほうが良い。
80% |

※ どちらでも大差ない。0% |
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共用廊下に面する居室の独立性を高める方法として、圧倒的に支持が高かったのがプランBでした。
Q2とQ4で、A・Bのプランを魅力的だとする回答がそれぞれ40%ずつだったにも関わらずプランBを選ぶ人が多いという背景には、2つの理由が考えられます。1つは、一般的なマンションによくあるようなプランに必ずしも満足していないということ。もう1つは、居室の独立性を考えたプランAよりも、暮らしの楽しさや快適性を生み出してくれそうなプランBへの期待感が高いということ。
専有部分の独立性や快適性だけではなく、生活の場としてのマンションの可能性を考えていくことが、これからのマンション設計で重要になってくるかもしれません。




[ 次回予告 ]

第6回 AE HOUSINGは…

「今風の居間とは?」

みなさんは、居間(リビング)空間をどのように使っていますか?
次回のAE HOUSINGでは、今どきのマンションの居間について分析するとともに、理想的な居間のあり方について考えていきます。
AE委員会スタッフの居間の使い方についても調査・発表する予定。
ぜひ、お見逃しなく! |
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